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マラウイ・リロングウェ市内オールドタウン変電所引き渡し式の開催

 2024 年3 月6 日、「リロングウェ市における変電所改修計画」(日本政府無償資金協力)
により建設されたオールドタウン変電所の引き渡し式が開催されました。

 式典には、在マラウイ日本大使館の大矢洋一特命全権大使、独立行政法人国際協力機構
(JICA)の⽥中明彦理事⻑、マラウイ農業省のHon. Sam Kawale 大臣、マラウイ電力公社
のKamkwamba Kumwenda 最高経営責任者が列席されました。

 株式会社東光高岳(本社:東京都江東区、代表取締役社⻑:一ノ瀬貴⼠)のグループ会社
であるタカオカエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代⽥区、代表取締役社⻑:市川
昭彦、以下TEC)は、2022 年3 月にマラウイ電力公社と「リロングウェ市における変電所
改修計画」の契約(契約金額 2,612 百万円)を締結しました。本計画は、無償資金協力案件
ではTEC として初めとなる単独名義での契約で、TEC は多国籍にわたるパートナー企業
と協働し、エンジニアリング、土木・建築工事、電気機器等の調達・輸送・据え付けの業務
を一括EPC(※)ベースで、請け負いました。(式典には、契約者を代表して、TEC 社⻑の
市川が列席しました。)

 本計画は、リロングウェ市の中核変電所であるオールドタウン変電所とカネンゴ変電所
の改修・建替えにより電力供給能力を改善し、市⺠⽣活の向上や各種産業の活性化、外国
企業の誘致促進などに寄与するものです。カネンゴ変電所の改修工事も順調に進捗して
おり、本年5 月の竣工を予定しています。

 今後も発展が見込まれるアフリカ諸国において、電力分野のプロジェクトに積極的に
取組むことにより、市⺠⽣活改善と経済発展に貢献する努力を続けて参ります。

 集合写真.jpg

右から、Kamkwamba Kumwenda 最高経営責任者(マラウイ電力公社)、
Innocent Mtapaonga 取締役(マラウイ電力公社)、Alfonso Chikuni 次官
(エネルギー省)、Sam Kawale 大臣(農業省)、⽥中明彦理事⻑(国際協力機構)、
大矢洋一特命全権大使、丹原一広所⻑(JICA マラウイ事務所)、
市川昭彦(タカオカエンジニアリング代表取締役社⻑)

 

オールドタウン変電所.jpg
      オールドタウン変電所(2024 年3 月1 日竣工)



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※ EPC: Engineering(設計), Procurement(調達), and Construction(建設)の略称

 

■マラウイ共和国基礎データ
・国土面積:11.8 万平方キロメートル(日本の約1/3)
・人口約2,041 万人(2022 年, 世界銀行)
・人口1 人当たりの国⺠総所得(GNI) :640 米ドル(2022 年, 世界銀行)