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ナイジェリア連邦共和国向けラゴス変電設備緊急復旧・増強計画を受注

株式会社東光高岳(代表取締役社長:一ノ瀬貴士、本社:東京都江東区)の子会社であるタカオカエンジニアリング株式会社(以下TEC、代表取締役社長:市川昭彦、本社:東京都千代田区)は、この度、アフリカ西部のナイジェリア連邦共和国向けラゴス変電設備緊急復旧・増強計画をナイジェリア連邦電力省(FMP)から受注しました。

同国の経済の中心であるラゴス州に電力供給するアパパロード変電所の変電設備を増強するプロジェクトで、日本政府の無償資金協力により実施されます。今回のプロジェクトは、TECと豊田通商株式会社(代表取締役社長:貸谷伊知郎、本社:愛知県名古屋市)の2社がコンソーシアムを組成して請け負いました。TECは、エンジニアリング、土木・建築工事、電気機器の調達・輸送・据え付けの業務を一括で担当します。

アパパロード変電所が電力供給する区域の需要は年々増加を続け、ピーク時電力負荷が同変電所の供給可能容量を超過していることに加え、脆弱な送電系統による電力供給の安定性が課題となっています。このプロジェクトは、同変電所の変電設備を増強することにより、同国最大の港湾であるラゴス港を含む港湾施設及び周辺産業地域への電力供給の安定性や信頼性の向上を図り、質の高い経済成長のための基盤づくりに寄与するとともに、現地で操業する日系企業も含めた周辺地域の持続的な経済活動の促進に貢献します。

TECは、2022年8月にルワンダ・第三次変電・配電網整備計画(日本政府無償資金協力)を完工し、現在マラウイ・リロングェ市における変電所改修計画(日本政府無償資金協力)の契約を履行中です。ナイジェリアは、アフリカ地域における9か国目の契約実績国となります。今後も発展が見込まれるアフリカ地域において、送変電・配電、発電などの電力設備工事を通じて、市民生活の向上と経済発展に貢献できるように、引き続き積極的に営業展開を行う予定です。

 

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 アフリカ地域における契約実績国  ルワンダ・キガリ市ガソギ変電所(2022年8月完工)