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太陽光を活用したクリーンエネルギー導入計画(2016)-ボリビア

《計画の背景》
ボリビアでは、経済成長に追いつく形で電力発電開発が行われておらず、日常的に停電などが生じるなど課題も存在しています。同国の総電力生産量に占める再生可能エネルギーの割合はほんの僅かなものであり、水力と化石燃料に依存しています。政府は、2015年12月の経済戦略5ヶ年計画でエネルギー分野へおよそ58億ドルを投資すると発表し、電力開発に積極的に取り組む姿勢を示しています。

《プロジェクト概要》
件名  : 太陽光を活用したクリーンエネルギー導入計画
工事場所: ラ・パス、サンタ・クルス
工事概要:1)50kWの太陽光発電設備導入  サン・アンドレス大学
     2)315kWの太陽光発電設備導入 ビルビル国際空港

この協力はボリビア多民族国のサン・アンドレス大学(USMA)とビルビル国際空港に太陽光発電設備を導入するものです。この中で、タカオカエンジニアリングは主に太陽光発電設備の据え付け工事を履行しました。サン・アンドレス大学は首都ラパスにあるボリビアを代表する大学であり、ビルビル空港は1983年に日本の有償援助で建設された国際空港です。本協力の実施により、発電用の化石燃料消費量が減少し、二酸化炭素の排出量が削減されるとともに、ボリビア国民等に対する再生可能エネルギーに対する普及啓発が促進されることが期待されています。

   
太陽光発電設備(サン・アンドレス大学)  
   
太陽光発電設備(ビルビル国際空港)    
                                                                            ODA記念プレート