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レソト王国向け小水力発電整備計画を受注

株式会社東光高岳(代表取締役社長:一ノ瀬貴士、本社:東京都江東区)の子会社であるタカオカエンジニアリング株式会社(以下TEC、代表取締役社長:市川昭彦、本社:東京都千代田区)は、この度、アフリカ南部のレソト王国向け小水力発電整備計画をレソト高地開発公社(LHDA)から受注しました。


同国最大規模のカツェダムにおいて、小水力発電設備を整備するプロジェクトで、日本政府無償資金協力により実施されます。今回のプロジェクトは、TECと丸紅プロテックス株式会社(代表取締役社長:甲斐健太郎、本社:東京都中央区)の2社がコンソーシアムを組成して請け負いました。TECは、エンジニアリング、土木工事、電気機器の調達・据え付けの業務を一括で担当します。


同国は必要電力の約58%を輸入に頼っており、発電容量拡大がエネルギー安全保障上、喫緊の課題となっています。このプロジェクトは、レソト国内最大規模のカツェダムの小水力発電設備を改修することにより、再生可能エネルギーによる発電設備容量の増強を図り、電力供給の安定化に貢献します。

TECは、2022年8月にルワンダ・第三次変電・配電網整備計画(日本政府無償資金協力)を完工し、現在マラウイ・リロングウェ市における変電所改修計画(日本政府無償資金協力)及びナイジェリア・ラゴス変電設備緊急復旧・増強計画(日本政府無償資金協力)の契約を履行中です。レソトは、アフリカ地域における10か国目の契約実績国となります。今後も発展が見込まれるアフリカ地域において、送変電・配電、発電などの電力設備工事を通じて、市民生活の向上と経済発展に貢献できるように、 引き続き積極的に営業展開を行う予定です。

 

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調印式(2023年3月14日)  
     アフリカ地域における契約実績国