HOME > 事業内容 > フィジー中波ラジオ放送復旧計画(2017)

フィジー中波ラジオ放送復旧計画(2017)-フィジー国

《計画の背景》
フィジーはおよそ330の島からなり、地震や津波、サイクロンなどが年々大きな脅威となっています。その自然災害に対してラジオ放送は有効な手段の1つです。国営放送サービスを提供するフィジー放送会社(FBC)では、送信機の経年劣化という課題を抱え、これまではラジオ放送が首都スバのあるビチレブ島と一部の離島にしか届いておりませんでした。この協力では、FBCに対し中波アンテナシステムと中波送信機など整備を行いました。この中で弊社は主に、ラジオ送信設備棟の建設を担当しました。この協力の実施によって今までラジオ放送が届かなかった離島にまで気象・行政サービスの情報が行きわたるようになりました。

《プロジェクト概要》
・ラジオ送信設備棟建設(タカオカエンジニアリング)
・60m中波通信アンテナ設置(電気興業株式会社 殿)
・10kW送信機器設置(日本電気株式会社 殿)
・新周波数設定:AM338kHz (Radio Fiji 1),FM990kHz (Fiji Gold FM)

  ラジオ送信設備棟建設前(2016年8月)    
  ラジオ送信設備棟建設前(2016年8月)    
  ラジオ送信設備棟(2017年8月)   ラジオ送信設備棟(2017年8月)
  ラジオ送信設備棟(2018年8月)    
  この現場では、弊社女性社員、佐々木が現場代理人を務めました    
 

この現場では弊社女性社員、佐々木が現場代理人

を務めました。