ダルエスサラーム送配電網強化計画(2017)-タンザニア
《計画の背景》タンザニアのダルエスサラームは、経済成長に伴い電力需要が急増し同国経済の中心地です。また、最大の電力消費地でもあるため送配電・変電施設の整備が急務となっています。特に同市では、全国平均以上に電力需要が拡大しているにもかかわらず送配電設備の老朽化・設備維持管理不足等などに起因し増加する需要に既存の送配電システムの供給能力が追いついていません。そのため、電力供給状況は非常に不安定であり、より深刻な状況となっています。
《プロジェクト概要》
件名 ：タンザニア国ダルエスサラーム送配電網強化計画
施主 ：タンザニア電力供給公社
工事場所：ダルエスサラーム
工事概要：１）132/33/11kV変電所の全面改修 （1ヶ所）
２）33/11kV変電所の増設 （1ヶ所）
３）33/11kV変電所の新設 （3ヶ所）
４）その他132kV送電線工事及び33kV配電線工事
この協力では、同市において、配電用変電所新設3ヵ所、既存の配電用変電所増強2ヵ所、配電線の新設や送電線の増強を支援しました。これにより、送配電網の供給能力の改善を図り、同地域の住民や社会・公共施設に対する電力供給の量および質の向上に寄与しました。
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| イララ変電所スイッチギヤルーム | イララ変電所132/33/11KV 60MVA変圧器 | |||
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| 132KVスイッチヤード | イララ-ウブンゴ132KV送電線張替作業 |
